☆Microsoft SQL Server 2005 Express Editionへの接続方法
データベースやテーブルの作成については、Delphiで接続する以前の問題なので、ここでは省略します。 SQLが苦手な人もSQL Server Management Studio Expressを使えば簡単に作成できますので、まずはデータベースを作っておいて下さい。又、接続にはADOを使っています。(私のはPro版なので、DBExpress用ドライバーがないからです)
(1) フォームにADOConnectionを配置し、それをダブルクリックする。 (右クリックしてポップアップメニューから ConnectionStringの編集を選択してもいいです。)
(2) 接続文字列を使うにチェックを入れて[ビルド]を押す。
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(3) SQL Native Clientを選択して[次へ]を押す。
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(4) 接続タブを以下のように設定します。
1. データソースにlocalhost\sqlexpressと入力する。 2. 「Windows NT の統合セキュリティを使用する」にチェックを入れる。 (Microsoft SQL Server 2005 Express Editonを推奨設定でインストールした場合) 3. 使用する初期カタログを入力します コンボボックスから、データベースを選択する。
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(5) [接続のテスト]ボタンを押して、接続できるかどうかをチェックします。
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(6) オブジェクトインスペクタのConnectedをTrueにしてみましょう。
パスワードを設定していない場合には、そのまま[OK]ボタンを押すだけです。 問題なくTRUEになれば、成功です。
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フォームにADOTable、Datasource、DBGridを配置して、確認してみます。
1. ADOTable1 の Connection に ADOConnection1 を設定する。 2. ADOTable1 の TableName で Table を設定する。 3. DataSource1 の DataSet に ADOTable1 を設定する。 4. DBGrid1 の DataSource にDataSource1 を設定する。 5. ADOTable1 の Active を True にする。
ちゃんと表示されたかな?
参考までに
Microsoft SQL Server 2005 Express Editionは、デフォルトのインストールでは、ローカル接続のみとなっているようです。 リモート接続したい場合には、SQL Server セキュリティ構成を実行して、SQLEXPRESS->Database Engine->リモート接続で、「ローカル接続のみ」から「ローカル接続およびリモート接続」に変更する必要があります。 データソースで、サーバー名を設定しても接続できない場合は、ファイヤーウォールよりも先に、この点をチェックしてみて下さい。
と書きつつも、私はまだローカル接続でしか使っていませんけど(笑)
あっ、XQueryを試す場合には、DataTypeCompatibility=80とする必要があるみたいです。Microsoftのホームページのどこかに書いていた記憶があります。
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