Ribbon Controls と VCL Styles

私は、Ribbon Control として以前から TMS Software の TMS Advanced Toolbars & Menus を使っているのですが、現バージョンは、XE2対応部分で少し問題があり、現在、修正してもらっています。まあ、この製品は VCL Style に対応することはないと思っているのですが、では、標準の Ribbon Controls は、対応してるのかなと思い、試してみました。

じゃじゃーん!

Ribbon_vcl_style


見事なまでに自分のスタイルを貫いておられます(^-^) やっぱり、対応しているわけないというか、これだけデザインされたものを変えるのは難しそうですしね。(Microsoftとの関係もある??)この件については、日本語のリリースノートには記述されていませんが、英語の方には、ちゃんと書いてありました。

VCL Styles Introduced for VCL Applications
To add a custom style to your VCL application, go to the Project > Options > Application > Appearance dialog box. The XE2 release does not support Styles for Ribbon Controls.


XE2 のリリース ノート
http://docwiki.embarcadero.com/RADStudio/XE2/ja/XE2_のリリース_ノート

Release Notes for XE2
http://docwiki.embarcadero.com/RADStudio/XE2/en/Release_Notes_for_XE2

TMS Software
TMS Advanced Toolbars & Menus
http://www.tmssoftware.com/site/advtoolbar.asp

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VCL Styles

Delphi2009までのDBGridは、見た目がそれ以前のものと同様で、現在のソフトにあってとても貧相だったので、私は固定セルをグラデーション描画した自作コンポーネントを使っていました。XE2は、標準で対応しているので、自作コンポーネントの余計な処理を外そうとvcl.DBGridsのTCustomDBGrid.DrawCellのソースを見ていた時です。その中には、TCustomStyleServicesやTStyleManagerといった見慣れないクラスが使われていました。グラデーションのために大げさなと思いつつ、Delphi TStyleManagerで検索してみると次のブログを見つけました。

The Road to Delphi – a Blog about programming
Exploring Delphi XE2 – VCL Styles Part I

な、なんと、テーマを自作してアプリケーションの外観を変えることができるではありませんか!! 本当ならちょっとやってみました的な記事に仕上げたいところですが、先のブログでいろいろ作成されたものが載せられているので、ぜひご覧下さい(^-^)

既にDEKOさんところでも、取り上げられていました。標準で用意されている各スタイルのショットも載せられています。

DEKOのアヤシいお部屋。
スタイル - VCL (Delphi XE2) ※リンク先の記事内
http://ht-deko.minim.ne.jp/ft1109.html#110906

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